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花の咲くもの

花の咲くものグランドカバー多年草 グレビレア・ラニゲラ

グレビレアは、オーストラリア原産のヤマモガシ科の常緑樹です。オージープランツと呼ばれるオーストラリア原産の植物の中でも人気があり、鉢ものや切り花として流通が増えています。
種類がとても豊富で、品種によって開花期、樹高、葉の形に違いがあります。多くは低木に分類されていますが、中には10m以上になる高木もあります。
本種は多肉植物的な要素を持ち、生育は横に拡がるように茂るので、鉢植えで垂らしても面白いし、地植えではアプローチ周辺のグランドカバーとしても感じが良くなマッチします。

開花時期はほぼ周年を通して、可愛らしいピンクの花が楽しめる。
耐寒性・耐暑性あり、非常に丈夫で強い。

常緑 低木花の咲くもの遊び&趣味に使える植物 グレビレア・ロビンゴードン

グレビレアは、オーストラリア原産のヤマモガシ科の常緑樹です。オージープランツと呼ばれるオーストラリア原産の植物の中でも人気があり、鉢ものや切り花として流通が増えています。
種類がとても豊富で、品種によって開花期、樹高、葉の形に違いがあります。多くは低木に分類されていますが、中には10m以上になる高木もあります。また、立性や這性など、生長の仕方も品種によって違いがあります。生長は比較的穏やかなものが多く、プランター栽培も可能です。年々暑くなる日本の夏の環境にも合い、手入れも比較的楽で華やかな花が長期間咲くことから、庭木や店舗装飾の植栽としても利用されます。

グレビレアの花はとてもユニークな形状をしています。花弁に見えるのは総苞で、複数の雌しべが飛び出て、くるりと巻いたように開花します。グレビレアの花の中でも咲き方がいくつかあり、一番流通量が多いのはブラシに例えられる円柱のような形の種類です。他には、花が小さめで蜘蛛のような形に見える咲き方、花序の上の部分だけから雌しべが空に向かって伸びていることから歯ブラシに例えられる咲き方などがあります。

常緑 低木花の咲くもの リュウカデンドロン・レッドデビル/イエロー・デビル

リューカデンドロンは南アフリカ原産の、日本ではドライフラワーになる切り花としても馴染みのある植物です。80品種ほどがあり、品種によって形や色もさまざまです。日本で流通しているのは1~2mほどになる低木の品種です。
葉が変形した苞(ほう)という部分が色づくのが特徴で、品種によって赤やピンク、黄色などさまざまな色があります。苞(ほう)は花のようにしおれないため、長い期間色合いを楽しめます。苞(ほう)が大きく魅力的で、デンドロンは葉の色や大きさがバリエーションに富んでいる植物です。花の代わりに、美しい葉を観賞して楽しむということができるのは、リューカデンドロンの特徴のひとつです。

【リュウカデンドロン・レッドデビル】
開花期6~8月の夏の暑い時期です。
実は花自体は控えめで分かりにくいのですが、花を覆う葉がアンティークカラーのレッドやイエローに変わります。 この葉は苞葉と呼ばれ、小さな花がその中にあります。 また花は雄株と雌株に分かれていて、その形も異なります。

花の咲くものグランドカバー多年草 ユーフォルビア・ミルシニテス

ユーフォルビア・ミルシニテスは、乾燥に非常に強く、多年草です。重なった多肉質な葉っぱが特徴です。輪生する螺旋のビジュアルは、人工物めいていてエキゾチックです。
ユーフォルビア・ミルシニテスは、日当たりのいい場所で育てるのが好ましいですただし、過湿には弱いので、風通しの良いところに置いて下さい。
また、ユーフォルビア・ミルシニテスは這うようして成長するので、花壇の間などのグラウンドカバーに用いたり、岩の隙間に植え付けても、茎が日光を求めて横移動し、立派に成長します。

開花時期:4月から5月
花を包む苞は黄色~黄緑色です。

花の咲くものグランドカバー多年草 ラムズイヤー

ラムズイヤーは、英名(Lamb’s ears=羊の耳)の名前の通り、ビロードのような柔らかな肌触りの葉が独特な多年草のハーブです。厚みがありふわふわとしたシルバーグリーンの株は、庭に植えると広がるように生長し、さまざまな木々やバラ、草花類と相性が良く、隣の植物を引き立てます。広がるように生長するのでグランドカバーとして使われることもあります。
寒さには強く、基本的には丈夫な植物ですが、日本のような高温多湿や蒸れを嫌うため、夏の管理には工夫が必要です。

開花時期:5~7月
初夏に穂状に伸びた茎に紫やピンクの小さな花を咲かせます。花や葉は、生花やドライフラワーとしても利用されています。

落葉 低木花の咲くもの ミツバツツジ 

ミツバツツジは、関東から中部地方の山野に自生する落葉広葉樹。ツツジの中では開花期が早く、自然樹形が美しく、洋風、和風の庭どちらにもマッチします。
ミツバツツジは落葉性のツツジのため、秋の紅葉も見ごたえがあります。基本種の花の色は薄紫色ですが、色は個体差があります。白や赤、絞りなどの品種も流通しています。

開花時期:4月~5月
葉が出るよりも先に美しい薄紫色の花が開花し、宙に花が浮かんでいるような幻想的な景色を楽しめます。

枝先に3枚の葉が輪生するのが名前の由来です。

秋には黄葉に紅葉します。

落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの ナツツバキ

夏椿(シャラの木)は、6月頃にツバキに似た白い花を咲かせるツバキ科の落葉高木です。夏椿(ナツツバキ)という和名は、ツバキに似た花を夏に咲かせることから名付けられました。日本原産で、東北以南の山地に自生しています。葉の形は先がとがったタマゴ形、葉は明るい黄緑色で葉脈がはっきりして、新緑や紅葉も楽しめる樹木です。幹は灰褐色でなめらかでサルスベリに似ています。

開花期:6~7月
椿に似た白い花を咲かせます。

花の咲くもの多年草 フランネルフラワー

ランネルフラワーは、花や葉が柔らかい毛織物のようにふわふわした感触の多年草です。
花の色は白や複色。葉の色はシルバーグリーンです。
フランネルフラワーは日当たりの良い場所を好み、高温多湿が苦手です。長雨に当たると花や葉がいたむので、地植えの場合は軒下など雨の当たらない場所に植え、鉢植えの場合は雨のかからない日なたに置いて管理します。

開花時期:4月~6月、9月~11月
開花の時期に欠かせないのが花がら摘みです。花びらが黄色くなって枯れ始めてきたら、花を付け根から切り取ります。
花をそのままにしておくと種を作るために栄養が取られ、全体的に十分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。種が必要な場合は、最低限の花のみ残し、それ以外は摘み取るようにしましょう。

花の咲くもの日陰にオススメ多年草 ツワブキ

ツワブキは海沿いの草原や崖、林の縁に見られる常緑の多年草です。葉は革質でつやがあり、円くて直径20cm前後あります。新芽は茶色の綿毛に包まれていますが、成長につれて取れていきます。地下には短いワサビ状の根茎が連なり、大きな株になります。花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせます。

斑入りや八重咲き、丁字咲き(花芯が発達してアネモネ咲きになる品種)などの園芸品種が栽培されてきました。花色も黄色のほか、クリームホワイト、朱色、レモン色などの品種があります。秋に咲く花だけでなく、斑入りや獅子葉など葉も変化に富み、1年中庭に彩りを添える植物として古くから親しまれています。

開花時期:10~12月
花茎は50~60cm程度伸び、晩秋から冬にかけて黄色い花を咲かせます。

花の咲くもの多年草 ゼラニウム

ゼラニウムは半耐寒性多年草です。品種により日本では越冬できないものもありますが、緑の葉を残し越冬する品種も多くあります。少し厚みのある葉と瑞々しい太さのある茎を持ち、乾燥に強いのが特徴です。
ゼラニウムの花は春から初夏にかけて開花する一季咲きの種類と、環境さえ合えばほぼ一年中開花する四季咲きの種類があります。ゼラニウムには数百種の品種が存在すると言われていて、その花は色も咲き方も多様です。大きな花びらを平たく開かせる咲き方のものや、スミレを思わせるような華奢な花びらを立てるように咲かせるものなどがあります。

開花期:一季咲き種:4~6月、四季咲き種:4~7月、9~11月
花色も赤やピンク、白などのほかに複色の複雑な表情を見せるものなど、バリエーションが豊富です。総じて一つの花茎に対して複数の花を毬のように咲かせます。

ヨーロッパの街並みの風景写真で、窓辺に赤やピンクの花の鉢植えが飾られている様子があります。この花の多くはゼラニウムです。ヨーロッパでは、ゼラニウムの中でも香りが強い品種には虫除け効果があると言い、窓辺に飾る習慣がありました。日本でもハーブゼラニウムと呼ばれ、香りを楽しむタイプのゼラニウムは人気があります。

花の咲くもの多年草 シロタエギク

シロタエギクはキク科の常緑多年草で、シルバーリーフといえば、必ずといってもよいほど名前があがる植物です。品種によって葉の形が異なりますが、一般的にシロタエギクというと、セネキオ・キネラリアをさすことが多いです。シロタエギクは美しい葉の色や形から、使用用途が寄せ植えや花壇のリーフプランツとして使われることが多いですが、剪定しないでおくと黄色い花を咲かせます。

シロタエギクは丈夫で育てやすく、寄せ植えやハンギングバスケットのアクセント、花壇の彩りとして使われることが多いです。剪定しないでおくと初夏に黄色い花(花径1.5㎝ほど)を咲かせます。花は次々と開花しますが、花を咲かせると株が弱ってしまい、夏越しが難しくなることがあります。シロタエギク(白妙菊)の美しい葉を周年楽しみたい場合は、蕾ができたら剪定して葉だけの状態にしておくと夏越ししやすいです。

ダスティーミラー・シルバーレース
葉っぱが細かくレースのように繊細な美しい

ダスティーミラー・シルバーレース
開花時期:6~7月

常緑 低木食用になる木花の咲くもの多年草 セージ

地中海沿岸原産のシソ科の多年草、あるいは常緑低木。優しいグリーンの葉と初夏に咲く薄紫のような水色のような色の花が魅力です。
セージは、全草に爽やかな香りがあるのが特徴のハーブです。ソーセージの語源だと言われているように、肉料理の臭み消しや香りづけ、お茶、精油などに使用されています。セージには多くの種類があります。
昔からセージは浄化のハーブだと言われています。オーラを浄化したり、不純物を取り除く力があるとされてきました。
セージは放っておいても枯れずに生長を続けるので、不死の植物とされていたそうです。

葉の色は、青みがかったグリーンをしています。さらに葉全体に軟毛があるため、少しくすんでいるように見えます。黄みが弱く、青みがかったグレイッシュなグリーンといった色です。

アメジストセージは、赤紫色の花を咲かせる多年草。
開花時期:9~11月で秋咲きのセージです。
花のように見えるガクは鮮やかな紫色をしているので、開花前から美しい姿を楽しめます。

ロシアンセージは、多年草のように扱われるシソ科の耐寒性低木です。
開花時期:7~10月
花の少ない夏にラベンダー色の涼し気な花を咲かせ、秋まで長く開花します。

常緑 低木花の咲くもの生垣 セイヨウイワナンテン・レインボー

セイヨウイワナンテン・レインボーはツツジ科イワナンテン属の常緑低木です。
光沢のある艶やかな分厚い葉っぱにピンクとクリーム色の斑入りのカラーリーフです。春には小さな花が咲き、花にも鑑賞価値があります。
株元から複数の枝を出し、枝は枝垂れながらコンモリとまとまり、枝先に花がブラさがります。植え付けの場所は日当たり〜半日陰〜明るい日陰のどこでも生育し、頑健で手間がかからないので、マンションの植え込みなどによく植えられています。

開花時期:4月中旬~5月
小さな釣鐘状の花を咲かせますが、ほとんどは葉に隠れてしまいます。そのため花よりも斑入りの葉や赤い新芽・紅葉を鑑賞することが多い植物です。
また樹高が1~1.5mになるので寄せ植えをするなら低木との相性がよいでしょう。

常緑 低木花の咲くもの生垣 クチナシ

クチナシは香りの良い花を咲かせることで有名な常緑低木です。日本では静岡以西に、世界的にはインドシナの方まで自生しています。クチナシは光沢のある濃いグリーンの葉を持ち、花色は白です。
秋に熟す実は古来より染料として利用されてきました。この実が熟しても裂けないので「口無し」、転じて「クチナシ」になったと言われています。
関東以西であれば庭に植えて生垣にもできます。庭植えでも鉢植えでも育てやすい植物です。

開花時期:6~7月です
そろそろ夏の気配を感じ始めた頃にクチナシの花は辺りいっぱいにその香りを漂わせます。
花の香りは特に夜になると強くなると言われています。

花の咲くものグランドカバー タマリュウ

タマリュウとは、1年を通して常に緑(常緑多年草)でタマリュウはユリ科ジャノヒゲ属の常緑多年草です。
常緑多年草とは、1年を通して緑を維持し、開花や実を付けることを2年以上繰り返す植物です。
タマリュウはユリ科ジャノヒゲ属の常緑多年草です。

1年を通して常に緑(常緑多年草)で維持管理が簡単なことからお庭のグランドカバーとして多く使われています。
タマリュウは日陰・半日陰でも常緑で生育することができます。

開花時期:7月から8月
小さな白色の花を咲かせます。花は葉っぱに隠れることが多く、あまり目立ちませんが、綺麗なお花です。

開花時期が終わり、秋になるとこの花から紫色の実が成ります。

落葉 低木花の咲くもの日陰にオススメ ガクアジサイ

ガクアジサイはアジサイの原種の1つで落葉低木です。
小さな点々のような花が中心に集まって、その周りを大きな花が額縁のように囲んでいるように見えるアジサイです。じつは、周りの大きい花に見える部分は花ではなくガクで、中心の粒々のところが花です。丸い粒は蕾で、だんだん開いて雄しべと雌しべが見えてきます。小さな花をガクが額縁のように囲んで咲く姿から、ガクアジサイと呼ばれるようになったと言われたり、ガクが目立つので、ガクアジサイと名付けられたなどと言われています。

開花時期:5~7月
半日陰のやや湿った土壌を好みます。耐寒性が強く、冬は落葉して越冬します。樹高は3mほどに生長します。花色はうす紫、淡いブルー、ピンクなど様々あり、土壌の酸度によって青みが強くなったり赤みが強くなったりします。

今日では多様な品種が作出され、ヤマアジサイの七段花、黒姫、ガクアジサイの城ケ崎らが見いだされ、その数は数千種とも言われています。

花の咲くものグランドカバー多年草 グレコマ

グレコマは、耐寒性の強い常緑多年草で、各節から根が出て、わき芽も伸びて旺盛に生育します。
地面を這うようにつる状の茎が長く伸びて広がり、垣根をくぐり抜けて向こう側まで行くことにちなみます。グラウンドカバーやハンギング、壁面緑化のほか、茎葉にさわやかな芳香があるので、ハーブとしても利用されます

開花時期:4~5月
花は淡紫色で春に咲きます。
基本種の葉色は緑ですが、流通している品種の大半は白い斑入りのバリエガタです。
明るい緑の葉色に入る白い斑が美しく、グレコマの代名詞のような品種で広く普及しています。

花の咲くもの宿根草 エキナセア

エキナセアは、キク科ムラサキバレンギク属の耐寒性宿根草です。
花の中心部が、クリのイガのように球状に大きく盛り上がり、そのまわりに細長い花弁が放射状に広がっています。夏に次々と特徴的な花を咲かせます。
耐暑性に優れており、花の観賞期間が長いので、夏花壇の彩りに重宝します。

開花時期:6~7月
グリーンがかった白い花が美しいココナッツライム

赤やピンク、オレンジ、黄色、白など豊富なカラーバリエーションが魅力のエキナセア。白花で草丈が低く、花つきもよい‘ホワイト・スワン’や、橙赤色の一重咲きの‘アーツ・プライド’などさまざまな種類があります。

常緑 低木花の咲くもの生垣 アベリア

アベリアは枝いっぱいに小さな葉と小さな花を付ける常緑低木です。
最近ではこのアベリアから多くの園芸品種が作出されています。
アベリアの樹高は1m~1.5m程度で、枝を湾曲させるように伸ばし、こんもりとしたブッシュ状の樹形を成します。
アベリアは病害虫の被害も少なく強健なため、道路脇、歩道、公園、生垣、お庭など幅広く利用されます。

アベリアの生垣は、自然な樹形を生かし花を楽しみながら利用するインフォーマルヘッジから、刈り込み剪定を行い形状をしっかり整えるフォーマルヘッジのどちらでも利用出来ます。アベリアの生垣は剪定をしても暫くしたらまた花を楽しめる所が魅力です。

花は春から咲き始め、秋まで咲き続ける四季咲きです。真冬以外はほとんど花を望めると言っても過言ではありません。桜(ソメイヨシノ)が咲き終わった頃から咲き始め、ニットを羽織りたくなるくらい寒くなるまで咲いています。

花色は白色の他にピンク色があります。アベリアは葉の色も豊富で、光沢のあるグリーンや、白斑や黄斑が入るもの、赤く紅葉するものなど、多様です。

花の咲くもの多年草 アガパンサス

アガパンサスは南アフリカが原産の多年草で、初夏に光沢と厚みのある葉の株元から花茎を立ち上げて、花火のような形状の涼やかな花が開花します。性質は大変丈夫で育てやすいため、公園や花壇の植え込みなどによく植えられています。性質は冬でも葉が枯れない多年草タイプと冬は地上部が枯れる宿根草タイプ、その中間型があります。草丈は、膝丈にも満たない矮性から、1mを超える大型まであります。近年、新品種が次々と作出され、草丈や花色のバリエーションがとても豊富になりました。

開花時期:5月下旬~8月上旬
花のアガパンサス
新品種が続々と登場し、花色、草丈のバリエーションが豊富です。最近は四季咲き種も登場しています。

花の咲くものグランドカバー宿根草 アジュガ

春に唇形の小花を無数につけるシソ科の常緑性宿根草「アジュガ」。公園などの林床や、シェードガーデンの植栽には欠かせない植物です。繁殖力が旺盛で、一度植えてしまえば特別な世話がいらないほど育てやすく、グラウンドカバーに最適です。
丈夫で増えやすく、日向でも半日蔭でもよく育つので、ガーデニングビギナーにも育てやすい植物です。

草丈は10〜30cm、春には長さ15cm程度の花茎がいっせいに立ち上がり、青紫やピンク、白の可憐な花を穂状につけます。

日本の山野に自生するアジュガ、ジュウニヒトエ。
淡いピンク色の花が美しい。

変化に富んだ葉色が美しく魅力的です。、ライムグリーンやブロンズ色のほか、白やピンクの斑入りなど、じつにバラエティー豊かで、花壇や寄せ植えにアクセントとして取り入れれば、花物にも負けない存在感があります。

落葉 低木食用になる木花の咲くものつる性植物 ブラックベリー

ブラックベリーは、バラ科の落葉性のツル性植物です。
ブラックベリーは、今年伸びたツル(枝)に来年実がなるというリズムで実がなるので、実がなるまでに1年がかかります。今年の実は去年伸びたツルにつき、実がついたツルは枯死していきます。

開花時期:4月下旬〜6月
野バラによく似た小さな一重咲きの花が多数咲くので、花姿を楽しむこともできます。 花色は淡いピンク、白です。

収穫時期は 6月下旬〜8月中旬に2〜3cmほどの大きさの実をつけます。
8月の上旬くらいまでの約1カ月間、ほぼ毎日実を収穫することができます。

落葉 低木食用になる木花の咲くもの ブルーベリー

ブルーベリーは、ツツジ科のスノキ属北アメリカ原産の落葉低木果樹で、釣鐘型の白い花を咲かせ、その果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリーの名がつきました。
小さなスペースでも育てられる果樹で、どんな庭にも馴染みやすいのが特長です。
自家不和合性で、同種類の異品種を植えてやると相互で受粉し、収穫量も上がります。
初夏に白やピンクの花が咲き、7月~8月頃に紫色の小さな実が収穫できます。秋には美しい紅葉も楽しめ、寒さに強く丈夫な樹木であることから、庭木としても人気があります。

開花期:初夏に白~ピンク色の花を咲かせます。

ブルーベリーは、初夏~夏が収穫時期です。最初はグリーンの実が徐々に紫色に色づいていきます。

ブルーベリーは、落葉樹です。
落葉樹の中では比較的落葉するのが遅い樹木で、年を越しても赤く色づいた紅葉が枝についていることもあります。

常緑 低木花の咲くもの ウエストリンギア

ウエストリンギアはシソ科の常緑低木です。別名をオーストラリアンローズマリーと言い、木立性のローズマリーに良く似た形状をしています。違いは、ウエストリンギアの方が葉の色が淡く枝も華奢で柔らかく、触れても香りがしません。花はローズマリーに良く似た薄紫の小花を咲かせます。

葉の色は緑葉や斑入りなどがあり、常緑で1年中カラーリーフとして楽しめます。
白斑はシルバーがかって見え、柔らかい印象を与えます。花の色は白色や淡紫色で、ほとんどが四季咲き性です。

黄斑は全体的に黄緑色に見え、明るい印象です。
ウエストリンギアは日当たりさえ良ければ(真夏と真冬以外は)一年中花が楽しめる四季咲きです。特に春から初夏は花数も多く、観賞を楽しめます。ローズマリーに比べて生長が早く、茂みになります。風通しが良くなるよう剪定を行います。

常緑 低木食用になる木花の咲くもの遊び&趣味に使える植物 ローズマリー

地中海沿岸 が原産の常緑低木です。
ローズマリーは、葉に「針葉樹」や「薬品」などを連想させるスッキリとした爽やかな香りがある所と、また温暖な気候では一年を通して花が開花する所、青紫色の花が上品な印象を与える所等が魅力の植物です。
ローズマリーの樹形は「直立性」「匍匐性」「半匍匐性」の3タイプがあります。
日本の夏の高温多湿が苦手ですが、風通しを良くするように管理すれば問題ありません。育て方は比較的簡単なハーブです。

開花時期:3~11月
優しい青紫色の花は落ち着いた印象や上品な印象を与えるため、ナチュラルからエレガントまで雰囲気のあるお庭などによく合います。

爽やかな香りのある葉を収穫してポプリや料理などで使用出来ます。

落葉 低木花の咲くもの オオデマリ

【落葉低木】
オオデマリは、初夏に手毬状の花を咲かせる落葉低木。大きな花が鞠のようにまとまってつくことから大手毬と名づけられ、英名はJapanese Snowballと呼ばれています。花色は、咲き始めはライムグリーンで徐々に白に変化します。
日当たりと水はけが良い場所が適しており、乾燥を嫌うので、真夏に西日が強く当たる場所は避けましょう。

開花時期:5~6月
初夏にグリーンから白に変化する花は、新緑の季節に美しく映える存在です。

花が美しいことや暑さ、寒さに強く丈夫で育てやすいため、庭木としてのほか公園樹としても利用されます。

落葉 低木花の咲くもの日陰にオススメ遊び&趣味に使える植物 アナベル

【落葉低木】
アメリカアジサイやセイヨウアジサイの別名を持つアナベルは、アジサイの仲間の落葉性低木です。
初夏に20~30cmの大きな花が開花します。大きな花ですが主張しすぎることがなく、周囲の草花と調和するため、庭木として人気があります。暑さ寒さに強く育て方も容易で剪定も簡単なので、植物園やガーデンなど、さまざまな場所にも植えられています。

開花時期:6~7月
花色は、咲き始めはグリーン、咲き進むにしたがって白くなり、夏を過ぎると再び秋色グリーンに変化します。
切り花やドライフラワーとしても利用されています。

落葉 低木花の咲くもの日陰にオススメ カシワバアジサイ

【落葉低木】
柏の葉のような形の大きな葉とピラミッド形に咲く花が特徴のアジサイの仲間です。花も葉も目を引くため、開花時は庭や花壇で華やかな存在になります。
日当たりが良い場所から半日陰での栽培が適しています。光が足りないと花つきが悪くなります。
真夏の強すぎる光に当たると葉焼けを起こします。秋から春の間は日当たりが良く、真夏は半日陰になるような環境が最適です。

【カシワバアジサイ・ハーモニー】
小さな手毬状の花が段々に重なり、ボリューム感のある花房が特徴の品種。
花の色は白で中心がグリーンを帯びる。横に広がる樹形で、花の重みで開花時は垂れるような見た目になる。

秋になると深いボルドー色に美しく色づきます。葉の形も大きくて印象的な形なので、紅葉も見どころのある植物です。紅葉した後、冬は落葉して越冬します。

常緑 低木花の咲くもの日陰にオススメ マホニアコンフーサ

【常緑低木】
日陰に強く、他の花が少ない時季に開花すること、病害虫の被害が少ないこと、日本の木にはないエスニックな雰囲気を持つことなどから、近年では和洋問わず多くの庭園や公園、街路などに使われる。
本来は日向を好み、日陰では花付きが悪くなる。西日には強いが乾燥が厳しいと葉の色が悪くなるため、植栽の際には植穴に腐葉土などを漉き込んで保水力を高めるのがよい。

開花時期:他の花が少ない冬(10~12月)が中心だが狂い咲きも多い。
黄色い小花が房状に集まって咲く。

開花後に紫色の実をつけ、次第に黒紫色になる。

常緑 低木花の咲くもの遊び&趣味に使える植物 フレンチラベンダー

【常緑低木】
フレンチラベンダーはストエカスラベンダー系と呼ばれるラベンダーの一種です。暑さに強く育てやすい品種として有名です。
春から秋まで土が乾いたらたっぷりお水を与えます。花後と蒸れを防ぐために5~12月の間は込み合った枝があれば剪定をします。
フレンチラベンダーの花はとても特徴的で、細く伸びた茎の先端に稲穂状に花が付きます。最大の特徴は花穂の先についた葉。葉だけれど緑色ではなく、紫色や白い色をしています。細長い花びらにも見えるこの葉。これは苞葉(ほうよう)と言い、花穂を守るために葉っぱが変異したものです。4枚ほどの苞葉が花穂の先端についており、ウサギの耳のようにも見えます。

開花時期:5~7月
花後に切り戻しとすかし剪定を行います。適期は6月~7月頃です。
終わった花をつけたままにすると株がくたびれてしまいます。

常緑 低木花の咲くもの ハクサンボク

【常緑低木】
石川県の白山が原産地だと誤認されて「ハクサンボク」と命名された。
主に西日本の海岸沿いや林地に自生し、関西地方では庭木としても使われる。
強健で育てやすい。

開花時期:4~5月
星形の花が集まって半球状に咲く。

花の後にできる実は長さ8㎜程度の楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋になると真っ赤に熟する。

常緑 低木花の咲くものつる性植物遊び&趣味に使える植物 ハゴロモジャスミン

【つる性半常緑低木】
春に香りの良い花を咲かせるつる植物です。一重咲きで、花の外側はピンク、開くと内側は白をしています。開花期はつぼみのピンクと、咲いた花の白さが混ざりあって、美しい眺めになります。

開花時期:7月~9月
ジャスミンの花の香りは香水の原料にされたり、お茶に混ぜてジャスミン茶にされたりしています。
花の香りは夜に強く香ると言われ、花は夕方から明け方にかけて開花し、辺りに芳香を放ちます。このため夜の女神と結びつけられたり、香りに催淫効果があると信じられてきました。

花の咲くもの多年草 ストレリチア(極楽鳥花)

【常緑多年草】
ストレリチア属は花が極楽鳥に似ていることから極楽鳥花属とも呼ばれています。
熱帯性の植物ですが寒さに比較的強く、強く霜が降りないような暖地では戸外でも越冬できます。
高さが1~3mくらいになります。

開花時期:5~10月
ストレリチア(極楽鳥花)は極楽鳥のようなカラフルな美しい花を咲かせます。

常緑 低木食用になる木花の咲くもの レモン

【常緑広葉樹】
レモンは1本だけで受粉・実をつけることができる自家結実性の強い樹木で、寒さに強く、枝の伸びる勢いが強い。
生長したレモンの木の樹高はおよそ2~4メートル、横幅(葉張り)はおよそ2~3メートルです。
剪定をして管理すれば、樹高2~3メートルほどの低木の状態で育てることができるので、狭い庭でも十分育てることは可能です。
降水量が少なく、温かい気候を好みます。夏は乾燥しやすく、一度乾燥すると簡単に落葉してしまうので1日2回水やりが必要です。

レモンの花は、1年間に何回も開花する四季咲き性の特性があります。
基本的には以下のように年3回開花しますが、温暖な地域では1年中花が咲きます。
果実を実らせたい場合は、5月中旬~6月上旬に咲く花を大事に育てましょう。

収穫時期は10~1月
受粉率が高い果樹ですが、育てている環境によっては確実に自然受粉できるわけではないので、人工授粉をすると実のつきが良いでしょう。

常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの遊び&趣味に使える植物 ミモザ

【常緑広葉樹】
「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。
黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。

ミモザ(アカシア)は庭木としても人気です。銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。ただしミモザ(アカシア)は庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。
風に弱く、枝が折れやすく倒状しやすいので台風等に備えて事前の枝抜きが必要です。

開花時期:2月~3月
花の時期には木全体が黄色く染まるほど、黄色い小さな花が集まった球形の花を多数咲かせ、芳香を漂わせます。

葉がきれいなシルバー色で、葉の長さが短い特徴があります。葉の触り心地は意外と硬い感じです。

常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの ブラシノキ

【常緑高木】
オージープランツと呼ばれるオーストラリア原産の植物で、フトモモ科の常緑の花木です。
英名では瓶を洗うブラシに似ていることから、ボトルブラッシュ(Bottlebrush)と呼ばれています。
暑さに強く手入れが簡単、害虫がつきにくい、華やかなか見た目などの理由で、最近はシンボルツリーに選ばれることも多く、花は切り花やドライフラワーとしても流通しています。
関東南部以南であれば屋外での越冬も可能で、霜があまりおりない地域では地植えもできます。

開花時期:5月~6月
赤やピンク、白のブラシのようなユニークな形の花が咲き、開花時はとてもインパクトがあります。

ブラシの木は赤色の品種が多くみられますが、白花やピンクの咲く品種もあります。

常緑 低木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの生垣 ポップブッシュ(ドドナエア)

【常緑中木】
気温が低い時期は赤葉~銅葉、気温が高い時期は緑色の葉が展開する、年中葉色を楽しめる常緑樹。
シンボルツリーや目隠し樹木としても利用できる。
比較的耐久性も高く、病害虫被害も発生しないので、手入れが楽なので初心者でも育てやすい樹種の一本。

冬に紅葉した葉っぱは5月くらいまで残り、5月に新芽が出ると緑の葉っぱに入れ替わります。

春に花をつけ、初夏に花に見える実をつける。

常緑 高木常緑 低木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの生垣 フェイジョア

【常緑広葉樹】
最近庭木として人気の高いフェイジョア。葉が密生し、球系の整った樹形になります。
鮮やかな花と銀葉が美しい南米原産の果樹です。秋になる実は香りがよく食用にも。
洋風のお庭のシンボルツリーや生垣にも最適です。

開花期:5月中旬〜6月
淡いピンクの花弁を広げた中央に、真っ赤な多数のおしべが放射状に広がる愛らしい花姿で、花木としても人気があります。

果実の収穫期は10月中旬〜12月上旬
ただし、一部の品種を除いたほとんどが自家不結実性で、1本だけでは実がつきません。果実を楽しみたい場合は、異なる2品種以上を植える必要があります。果実は卵くらいのサイズで、自然落下を待って収穫し、追熟させます。

常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの日陰にオススメ ハイノキ 

【常緑広葉樹】
繊細な葉が特徴のハイノキ。枝葉を焼いた灰が染料に使われることから「灰の木」とよばれます。
自然樹形は美しく洋風・和風を問わず、目隠しや生垣、シンボルツリーとしても最適です。
枝はよく分枝し、小さな照り葉が密について、風に揺れるとやさしげで涼しげで、自然に美しい樹形を形成するので、庭の常緑の主木に適しています。刈り込んでも萌芽力が強いので、目隠しや生垣、シンボルツリーにも最適です。
成木では高さ5~10mになりますが成長がとても遅く、庭植えしても大木になるまでかなりの年月がかかります。

開花時期:4~5月
白いキンバイカのような白い小花をつけます。

果実は8~10月に紫黒色に熟します。

常緑 高木常緑 低木花の咲くもの生垣 トキワマンサク

【常緑広葉樹】
しなやかな枝に卵形の小さな葉が優しく揺れる姿が人気です。花は細いリボンのような4枚の花弁があり、春の開花期には枝先に集まるように咲くため株全体が花に覆われ、遠くからでもその美しさが楽しめます。緑の葉に黄色みを帯びた白い花が輝くように映えます。

刈り込みに耐えるので、生垣としても利用できます。

園芸品種には葉に赤みを帯びるものや花色が赤いものもあり周囲の植物との組み合わせも、幅広く楽しめます。

落葉樹のマンサクとは異なり葉はやや小さめで常緑です。

開花期:4~5月
花は細いヒモ状で初夏の初めに咲きます。
紅花種

白花種

常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの日陰にオススメ ソヨゴ

【常緑広葉樹】
ソヨゴは日向はもちろん日陰でも枯れることなく葉を維持できる木で風に葉が揺られた時にそよそよと音を立てることからソヨゴと名付けられました。日陰でも育つ庭木は多くありますが、ソヨゴは耐寒性・耐陰性に優れており、立木としては重宝されています。
基本的には成長が遅いため、メンテナンスがラクで狭い庭でも植えられるというメリットがあります。

開花時期:6月
小さな白い花を咲かせます。

ソヨゴの実が赤く熟すの時期は10月から11月。秋も深まり、紅葉が始まった頃に葉の間からちらちらと赤い実が見えるようになります。ソヨゴは雌雄異株なので実が付くのは雌株です。

常緑 高木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの 常緑ヤマボウシ

【常緑高木】
可憐な白い花、直線的な美しい樹形で、自然な雰囲気を楽しめる株立ちが人気です。
花・実・紅葉と一年中楽しむことが出来ます。

落葉性のヤマボウシに比べて、小さめの花を密に咲かせるのが特徴。白い花は花もちが良く、たくさん花をつけた姿は圧巻です。

葉の色は明るい緑色で、秋の終わりにはぶつぶつのついた赤い実がつきます。生でも食べられますが、ジャムにすることもできます。

常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの シマトネリコ

【半常緑広葉樹】
シマトネリコは、常緑でシンボルツリーとして人気がある庭木です。とても丈夫で育てやすい反面、生長が早く剪定をしないで放置すると、植え付け数年で2階の高さくらいまでに生長します。植え付けしたら早い時期から定期的に剪定をした方がよいでしょう。
雄株異株で雄木には実がなります。病害虫は少なく強健ですが、降雪や乾燥した風で葉が痛むことがあります。

シマトネリコの葉は、小さな葉が密に生えるので見栄えがすること、洋風の庭でも和風の庭でもマッチします。

開花時期:5月~6月頃
大きな花序に小さい花を多数つけます。シマトネリコは金木犀と同じくモクセイ科に分類されており、シマトネリコの花も芳香があり、とても良い香りが漂います。

常緑 低木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの遊び&趣味に使える植物 サンカクバアカシア

【常緑低木】
三角葉アカシアは、オーストラリア原産のアカシアの一種です。三角形の形をしたシルバーリーフの葉が印象的で、全体として見るとギザギザしたような枝ぶりが面白い見た目です。
ブッシュ状に生長し、株元から広がるように扇状になります。シャープな葉と扇のようにカーブのある枝ぶりのバランスが目を引き、シンボルツリーとしても人気があります。

開花時期:3~4月
春に球場の黄色い花が開花します。
花や枝は切り花やドライフラワーとして楽しむことができます。

常緑 高木花の咲くもの遊び&趣味に使える植物 ギンヨウアカシア

【常緑広葉樹】
オーストラリア南東部を原産とするマメ科の常緑樹です。
現代風な庭木の一つだが、日本へ導入されたのは意外に古く、明治時代末期のこと。花の少ない早春に咲く花を観賞するため、暖地の庭木や街路樹として植栽されるほか、切花や生け花に栽培されます。

開花時期:は2~3月
枝先に長さ8~10センチの花序ができ、直径4ミリほどの黄色い小花が集まって垂れ下がる。

「ギンヨウ」は「銀葉」で、近縁のフサアカシアとは異なるメタリックな色合いの葉に由来しています。

花の後には長さ5~12センチの平たい豆果ができ、サヤの表面は白い粉を吹いたようになるが、熟すと褐色になります。中には褐色の丸い種子が複数入っており、これを蒔けば実生で増やすことができます。

常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの キンモクセイ

【常緑小高木】
秋に橙黄色の花を咲かせて甘い香りを放ち、ジンチョウゲ、クチナシと合わせて、日本の三大芳香木のひとつに数えられています。
葉は楕円形で先っちょが少しとんがっており、ややぶ厚く革のような質感があります。
樹高は大きいものでは10mにもなります。自然な樹形のもの以外にも円筒形に刈り込まれたものなどもよく見ます。

開花期:9月~10月
秋に小さなオレンジ色の小花をかたまって咲かせます。

常緑 低木花の咲くもの オトメツバキ

【常緑広葉樹】
ツバキの仲間では最も花つきが良く、淡緑色で光沢のある葉が美しい。
萌芽、復元性があります。
乾燥地は好まないが、日当たりが良いほど花つきが良く、乙女椿は八重咲きの中輪種です。
まるい花びらが重なり合い、美しく咲きます。
生長はやや遅く、葉が密生してこんもりとした樹形に育ちます。

開花期:3〜4月が多いが12月にも花をつける。
花色はピンク色が一般的ですが、紅色や白色、紅白絞りの品種も存在します。葉は淡緑色が美しい照葉で、大きさは他の椿に比べると小さいです。

常緑 高木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの オリーブ

【常緑広葉樹】
オリーブは常緑の高木で太陽と温暖な気候、水はけの良い土壌とたっぷりの水が大好きで、成長も早いです。
初夏に白や黄白色の小さな可愛い花をたくさん咲かせ、その後実をつけます。
キリスト教の旧約聖書のエピソードを由来として、オリーブの木は「平和のシンボル」とされています。

開花時期:5~6月 
小さな白い花を咲かせます。
風が吹くときらきらと銀灰色に輝く銀葉が魅力的です。

9月から11月頃にかけて実がなります。オリーブの木は自家受粉しないので、実の収穫を楽しみたいなら違う品種と併せて植えます。
その実は赤、紫、黒へと成熟します。実はそのまま食べるととても渋いのですが、加工することで美味しいオリーブオイルやピクルスなどになります。

落葉 低木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの ジューンベリー

【落葉小高木】
ジューンベリーは、名前の通り6月に赤い果実をつける落葉小高木。春に咲く白い花、新緑の葉、初夏の小さな宝石のような果実、秋の紅葉と四季折々に楽しむことのできる果樹です。果実はほんのりとした酸味と甘み、芳香があります。耐寒性・耐暑性があり、自家結実性があるので1本で収穫することができます。

開花期:3~4月

華奢な枝と明るいグリーンの葉に囲まれて真赤な果実がたわわに実っている姿はとても可愛らしい。

ジューンベリーの果実の食べ頃は6月、黒に近いくらいの深い赤に色づいた頃です。ジューンベリーの果実は直径1~1.5㎝程度と小さく、丸い形をしています。
摘み取ったジューンベリーの果実は生食でも食べられます。酸味は少なく、自然な甘さと瑞々しさが美味しい果実です。たくさん収穫ができたら煮詰めてジャムやコンポートにしても楽しめます。

落葉樹なので冬場は葉を落とします。ジューンベリーは紅葉も美しい果樹です。植え付け場所の日当たりによっても葉の色は多少違いがありますが、鈍いオレンジ色~赤に色づきます。

落葉 高木花の咲くもの ハクモクレン

【落葉広葉樹】
白木蓮(ハクモクレン)は、別名ハクレン、ハクレンゲとも呼ばれている中国原産のモクレン科の落葉高木。
葉は大型で肉厚で花は大型白色で葉に先だって咲きます。
樹高は10~15mくらいになります。

開花期:3月~4月
枝先に白い美しい大輪の花を咲かせます。

モクレンというと紫色のモクレンをさすのが一般的ですが、両者を呼び分ける際は、白い花をハクモクレン、紫色の花をシモクレンと表現します。

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