落葉 低木食用になる木花の咲くものつる性植物
ブラックベリー
ブラックベリーは、バラ科の落葉性のツル性植物です。
ブラックベリーは、今年伸びたツル(枝)に来年実がなるというリズムで実がなるので、実がなるまでに1年がかかります。今年の実は去年伸びたツルにつき、実がついたツルは枯死していきます。
開花時期:4月下旬〜6月
野バラによく似た小さな一重咲きの花が多数咲くので、花姿を楽しむこともできます。 花色は淡いピンク、白です。
収穫時期は 6月下旬〜8月中旬に2〜3cmほどの大きさの実をつけます。
8月の上旬くらいまでの約1カ月間、ほぼ毎日実を収穫することができます。
常緑 低木食用になる木花の咲くもの遊び&趣味に使える植物
ローズマリー
地中海沿岸 が原産の常緑低木です。
ローズマリーは、葉に「針葉樹」や「薬品」などを連想させるスッキリとした爽やかな香りがある所と、また温暖な気候では一年を通して花が開花する所、青紫色の花が上品な印象を与える所等が魅力の植物です。
ローズマリーの樹形は「直立性」「匍匐性」「半匍匐性」の3タイプがあります。
日本の夏の高温多湿が苦手ですが、風通しを良くするように管理すれば問題ありません。育て方は比較的簡単なハーブです。
開花時期:3~11月
優しい青紫色の花は落ち着いた印象や上品な印象を与えるため、ナチュラルからエレガントまで雰囲気のあるお庭などによく合います。
爽やかな香りのある葉を収穫してポプリや料理などで使用出来ます。
常緑 高木常緑 低木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの生垣
フェイジョア
【常緑広葉樹】
最近庭木として人気の高いフェイジョア。葉が密生し、球系の整った樹形になります。
鮮やかな花と銀葉が美しい南米原産の果樹です。秋になる実は香りがよく食用にも。
洋風のお庭のシンボルツリーや生垣にも最適です。
開花期:5月中旬〜6月
淡いピンクの花弁を広げた中央に、真っ赤な多数のおしべが放射状に広がる愛らしい花姿で、花木としても人気があります。
果実の収穫期は10月中旬〜12月上旬
ただし、一部の品種を除いたほとんどが自家不結実性で、1本だけでは実がつきません。果実を楽しみたい場合は、異なる2品種以上を植える必要があります。果実は卵くらいのサイズで、自然落下を待って収穫し、追熟させます。
常緑 高木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの
常緑ヤマボウシ
【常緑高木】
可憐な白い花、直線的な美しい樹形で、自然な雰囲気を楽しめる株立ちが人気です。
花・実・紅葉と一年中楽しむことが出来ます。
落葉性のヤマボウシに比べて、小さめの花を密に咲かせるのが特徴。白い花は花もちが良く、たくさん花をつけた姿は圧巻です。
葉の色は明るい緑色で、秋の終わりにはぶつぶつのついた赤い実がつきます。生でも食べられますが、ジャムにすることもできます。
常緑 高木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの
オリーブ
【常緑広葉樹】
オリーブは常緑の高木で太陽と温暖な気候、水はけの良い土壌とたっぷりの水が大好きで、成長も早いです。
初夏に白や黄白色の小さな可愛い花をたくさん咲かせ、その後実をつけます。
キリスト教の旧約聖書のエピソードを由来として、オリーブの木は「平和のシンボル」とされています。
開花時期:5~6月
小さな白い花を咲かせます。
風が吹くときらきらと銀灰色に輝く銀葉が魅力的です。
9月から11月頃にかけて実がなります。オリーブの木は自家受粉しないので、実の収穫を楽しみたいなら違う品種と併せて植えます。
その実は赤、紫、黒へと成熟します。実はそのまま食べるととても渋いのですが、加工することで美味しいオリーブオイルやピクルスなどになります。
落葉 低木シンボルツリーにオススメ食用になる木花の咲くもの
ジューンベリー
【落葉小高木】
ジューンベリーは、名前の通り6月に赤い果実をつける落葉小高木。春に咲く白い花、新緑の葉、初夏の小さな宝石のような果実、秋の紅葉と四季折々に楽しむことのできる果樹です。果実はほんのりとした酸味と甘み、芳香があります。耐寒性・耐暑性があり、自家結実性があるので1本で収穫することができます。
華奢な枝と明るいグリーンの葉に囲まれて真赤な果実がたわわに実っている姿はとても可愛らしい。
ジューンベリーの果実の食べ頃は6月、黒に近いくらいの深い赤に色づいた頃です。ジューンベリーの果実は直径1~1.5㎝程度と小さく、丸い形をしています。
摘み取ったジューンベリーの果実は生食でも食べられます。酸味は少なく、自然な甘さと瑞々しさが美味しい果実です。たくさん収穫ができたら煮詰めてジャムやコンポートにしても楽しめます。
落葉樹なので冬場は葉を落とします。ジューンベリーは紅葉も美しい果樹です。植え付け場所の日当たりによっても葉の色は多少違いがありますが、鈍いオレンジ色~赤に色づきます。