常緑 低木日陰にオススメ遊び&趣味に使える植物
センリョウ
センリョウ科の常緑低木です。
だんだんと寒くなってくる11月ごろ、緑だった実が赤や黄色に色づき冬をつげます。マンリョウとは異なり実は枝先に固まってつけるので、とてもよく目立ちます。実の色は赤が普通ですが黄色もよく見ます。葉は鋸歯の目立つ深緑色で、反対色の赤い実とは相性がよいです。
半日陰の、やや湿った肥沃な土の場所を好みます。丈夫で幅広い環境で育ちますが、日当たりが良すぎたり土壌が乾燥すると、葉焼けしたり枝先が痛んで見苦しくなります。
だんだんと寒くなってくる11月ごろ、緑だった実が赤や黄色に色づき冬をつげます。マンリョウとは異なり実は枝先に固まってつけるので、とてもよく目立ちます。実の色は赤が普通ですが黄色もよく見ます。
花の少ない冬に、美しい果実をつけるセンリョウは、正月の縁起物として人気の高い植物です。
落葉 低木花の咲くもの日陰にオススメ
ガクアジサイ
ガクアジサイはアジサイの原種の1つで落葉低木です。
小さな点々のような花が中心に集まって、その周りを大きな花が額縁のように囲んでいるように見えるアジサイです。じつは、周りの大きい花に見える部分は花ではなくガクで、中心の粒々のところが花です。丸い粒は蕾で、だんだん開いて雄しべと雌しべが見えてきます。小さな花をガクが額縁のように囲んで咲く姿から、ガクアジサイと呼ばれるようになったと言われたり、ガクが目立つので、ガクアジサイと名付けられたなどと言われています。
開花時期:5~7月
半日陰のやや湿った土壌を好みます。耐寒性が強く、冬は落葉して越冬します。樹高は3mほどに生長します。花色はうす紫、淡いブルー、ピンクなど様々あり、土壌の酸度によって青みが強くなったり赤みが強くなったりします。
今日では多様な品種が作出され、ヤマアジサイの七段花、黒姫、ガクアジサイの城ケ崎らが見いだされ、その数は数千種とも言われています。
落葉 低木花の咲くもの日陰にオススメ遊び&趣味に使える植物
アナベル
【落葉低木】
アメリカアジサイやセイヨウアジサイの別名を持つアナベルは、アジサイの仲間の落葉性低木です。
初夏に20~30cmの大きな花が開花します。大きな花ですが主張しすぎることがなく、周囲の草花と調和するため、庭木として人気があります。暑さ寒さに強く育て方も容易で剪定も簡単なので、植物園やガーデンなど、さまざまな場所にも植えられています。
開花時期:6~7月
花色は、咲き始めはグリーン、咲き進むにしたがって白くなり、夏を過ぎると再び秋色グリーンに変化します。
切り花やドライフラワーとしても利用されています。
落葉 低木花の咲くもの日陰にオススメ
カシワバアジサイ
【落葉低木】
柏の葉のような形の大きな葉とピラミッド形に咲く花が特徴のアジサイの仲間です。花も葉も目を引くため、開花時は庭や花壇で華やかな存在になります。
日当たりが良い場所から半日陰での栽培が適しています。光が足りないと花つきが悪くなります。
真夏の強すぎる光に当たると葉焼けを起こします。秋から春の間は日当たりが良く、真夏は半日陰になるような環境が最適です。
【カシワバアジサイ・ハーモニー】
小さな手毬状の花が段々に重なり、ボリューム感のある花房が特徴の品種。
花の色は白で中心がグリーンを帯びる。横に広がる樹形で、花の重みで開花時は垂れるような見た目になる。
秋になると深いボルドー色に美しく色づきます。葉の形も大きくて印象的な形なので、紅葉も見どころのある植物です。紅葉した後、冬は落葉して越冬します。
常緑 低木花の咲くもの日陰にオススメ
マホニアコンフーサ
【常緑低木】
日陰に強く、他の花が少ない時季に開花すること、病害虫の被害が少ないこと、日本の木にはないエスニックな雰囲気を持つことなどから、近年では和洋問わず多くの庭園や公園、街路などに使われる。
本来は日向を好み、日陰では花付きが悪くなる。西日には強いが乾燥が厳しいと葉の色が悪くなるため、植栽の際には植穴に腐葉土などを漉き込んで保水力を高めるのがよい。
開花時期:他の花が少ない冬(10~12月)が中心だが狂い咲きも多い。
黄色い小花が房状に集まって咲く。
常緑 低木日陰にオススメグランドカバー
コニファー ブルーチップ
【常緑低木】
コニファーはヒノキ科やマツ科など数種類をまたぐ常緑性の針葉樹の総称です。
「ブルーチップ」は、春から秋にかけて美しいシルバー色の美しい葉が楽しめます。寒い冬は紫色がかかり、シックな葉色になるのも素敵。成長は遅めですが、分枝が旺盛で、緻密なグランドカバーを作ります。 枝は細く枝葉も粗いのが特徴です。
這うように広がります。
成長は遅いが、株の中心がやや盛りあがり分岐が旺盛で枝葉が密集するためグランドカバーにもなります。
常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの日陰にオススメ
ハイノキ
【常緑広葉樹】
繊細な葉が特徴のハイノキ。枝葉を焼いた灰が染料に使われることから「灰の木」とよばれます。
自然樹形は美しく洋風・和風を問わず、目隠しや生垣、シンボルツリーとしても最適です。
枝はよく分枝し、小さな照り葉が密について、風に揺れるとやさしげで涼しげで、自然に美しい樹形を形成するので、庭の常緑の主木に適しています。刈り込んでも萌芽力が強いので、目隠しや生垣、シンボルツリーにも最適です。
成木では高さ5~10mになりますが成長がとても遅く、庭植えしても大木になるまでかなりの年月がかかります。
開花時期:4~5月
白いキンバイカのような白い小花をつけます。
常緑 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの日陰にオススメ
ソヨゴ
【常緑広葉樹】
ソヨゴは日向はもちろん日陰でも枯れることなく葉を維持できる木で風に葉が揺られた時にそよそよと音を立てることからソヨゴと名付けられました。日陰でも育つ庭木は多くありますが、ソヨゴは耐寒性・耐陰性に優れており、立木としては重宝されています。
基本的には成長が遅いため、メンテナンスがラクで狭い庭でも植えられるというメリットがあります。
ソヨゴの実が赤く熟すの時期は10月から11月。秋も深まり、紅葉が始まった頃に葉の間からちらちらと赤い実が見えるようになります。ソヨゴは雌雄異株なので実が付くのは雌株です。