グランドカバー
花の咲くものグランドカバー多年草 グレビレア・ラニゲラ

グレビレアは、オーストラリア原産のヤマモガシ科の常緑樹です。オージープランツと呼ばれるオーストラリア原産の植物の中でも人気があり、鉢ものや切り花として流通が増えています。
種類がとても豊富で、品種によって開花期、樹高、葉の形に違いがあります。多くは低木に分類されていますが、中には10m以上になる高木もあります。
本種は多肉植物的な要素を持ち、生育は横に拡がるように茂るので、鉢植えで垂らしても面白いし、地植えではアプローチ周辺のグランドカバーとしても感じが良くなマッチします。
花の咲くものグランドカバー多年草 ラムズイヤー

ラムズイヤーは、英名(Lamb’s ears=羊の耳)の名前の通り、ビロードのような柔らかな肌触りの葉が独特な多年草のハーブです。厚みがありふわふわとしたシルバーグリーンの株は、庭に植えると広がるように生長し、さまざまな木々やバラ、草花類と相性が良く、隣の植物を引き立てます。広がるように生長するのでグランドカバーとして使われることもあります。
寒さには強く、基本的には丈夫な植物ですが、日本のような高温多湿や蒸れを嫌うため、夏の管理には工夫が必要です。
グランドカバー多年草 ヒメイワダレソウ
ヒメイワダレソウは、地面を這うようにして生長するクマツヅラ科の多年草です。生命力が強く多少の踏みつけにも耐えるので、芝生の代わりのグランドカバープランツとして利用されます。
地面だけでなく近くのコンクリートや壁を伝うほど繁殖力が旺盛で、伸びた茎の節の下から根を出し広がり、株元は次第に木質化していきます。寒冷地以外では冬も常緑を保ちます。
つる性植物グランドカバー ハツユキカズラ

つる性の美しいカラーリーフのため、地植えではグランドカバーとしても利用できます。つるは広がるように生長し、茎先は立ち上がります。
刈り込みに堪える植物なので、株が乱れたら適時、切り戻しをして株を整えることができます。ハツユキカズラならではの白やピンクの葉は新芽の部分なので、定期的に剪定を繰り返したほうが、美しい葉を観賞することができます。
花より斑の入った葉を楽しむ植物です。新芽のころはピンクがかった色々で、冬は赤い葉色になります。
常緑 低木グランドカバー遊び&趣味に使える植物 タイム

ハーブのタイムは無農薬で育てられる性質が丈夫なハーブです。タイムのハーブとしての利用法としては、お肉やお魚の臭み消し、防腐効果、殺菌効果などがあります。
一般的に、立性のタイムは料理に使われるものが多く、ほふく性のタイムはグランドカバーや花壇の縁取りに使われるものが多いです。
立性のタイムは、上へと伸び、ある程度の高さに成長すると横方向に広がっていきます。
地植えにすると草丈が30〜40cm程度の高さになります。
ほふく性のタイムは、最初から横へと広がっていきます。這うように成長するので、草丈は10cm程度にしかなりません。
現在では品種がとても豊富で、数百品種はあると言われています。
レモンタイムは、葉に触れるととても爽やかなレモンの香りがするタイムで、ポプリやハーブティーに使われます。
白〜薄いピンクの小さな花を咲かせます。
レモンタイムの中でも、葉が黄色く縁取られているものは、ゴールデンレモンタイムと呼ばれ、レモンの香りだけでなく、カラーリーフとしても楽しめます。
シルバータイムは、葉の白い縁取りが特徴的で、花付きはあまりよくありませんが、淡いピンク色の小さな花を咲かせます。
秋から冬には全体にピンクと紫色をかけたように紅葉し、カラーリーフとしても人気があるタイムです。
グランドカバー宿根草 ディコンドラ

ディコンドラは常緑性宿根草で丈夫で育てやすく、雑草対策のグランドカバーや花壇・寄せ植えのアクセントなどによく使われています。
ディコンドラは、ハート型の小さな葉が可愛いらしい、横に広がって這うように伸びる多年草。寄せ植えやハンギングバスケットをつくるときのアクセントや、お庭や花壇のグランドカバーとして人気があります。
ディコンドラは春から初夏に3mm程度の小さな花が咲きます。葉の根元に本当に小さく咲くので気付かれないことも多いかも。そんな可憐な花が咲いたことに気付くと、とてもほっこりして何だか少し得した気持ちになったりします。
ディコンドラはタネか苗から育てます。株分けすることもでき、環境が合えばどんどん増える育てやすい植物です。
グランドカバー セダム

「セダム(sedum)」とは、ラテン語”sedre(「座る」の意)”に由来し、岩石や壁に着生することにちなんで名前がつけられているそうです。セダムは日本には30種類以上あるといわれています。「ベンケイソウ科」に属し、山地や海岸地の岩上などのわずかな土に根を張り生育しています。
種類によって寒さに若干弱いタイプと、寒さに強いタイプがあります。
多くの種類は、初夏に茎の頂に黄色の花をつけます。草丈は種類によって3~50㎝くらいです。過湿による蒸れには弱い植物です。
花の咲くものグランドカバー タマリュウ

タマリュウとは、1年を通して常に緑(常緑多年草)でタマリュウはユリ科ジャノヒゲ属の常緑多年草です。
常緑多年草とは、1年を通して緑を維持し、開花や実を付けることを2年以上繰り返す植物です。
タマリュウはユリ科ジャノヒゲ属の常緑多年草です。
グランドカバー多年草 アサギリソウ

アサギリソウは、細かい繊細なシルバーリーフが美しい耐寒性常緑多年草です。
「アサギリソウ」の名前の由来は、朝霧が煙っているように見える、こんもりとした銀色の草姿にあるそうです。株がある程度育つと、ヨモギの花に似た形の黄緑色の花を咲かせます。草丈は20~30㎝ほどで、株幅は50㎝以上になることがあります。
花の咲くものグランドカバー宿根草 アジュガ

春に唇形の小花を無数につけるシソ科の常緑性宿根草「アジュガ」。公園などの林床や、シェードガーデンの植栽には欠かせない植物です。繁殖力が旺盛で、一度植えてしまえば特別な世話がいらないほど育てやすく、グラウンドカバーに最適です。
丈夫で増えやすく、日向でも半日蔭でもよく育つので、ガーデニングビギナーにも育てやすい植物です。