花の咲くものグランドカバー多年草
グレビレア・ラニゲラ
グレビレアは、オーストラリア原産のヤマモガシ科の常緑樹です。オージープランツと呼ばれるオーストラリア原産の植物の中でも人気があり、鉢ものや切り花として流通が増えています。
種類がとても豊富で、品種によって開花期、樹高、葉の形に違いがあります。多くは低木に分類されていますが、中には10m以上になる高木もあります。
本種は多肉植物的な要素を持ち、生育は横に拡がるように茂るので、鉢植えで垂らしても面白いし、地植えではアプローチ周辺のグランドカバーとしても感じが良くなマッチします。
開花時期はほぼ周年を通して、可愛らしいピンクの花が楽しめる。
耐寒性・耐暑性あり、非常に丈夫で強い。
花の咲くものグランドカバー多年草
ユーフォルビア・ミルシニテス
ユーフォルビア・ミルシニテスは、乾燥に非常に強く、多年草です。重なった多肉質な葉っぱが特徴です。輪生する螺旋のビジュアルは、人工物めいていてエキゾチックです。
ユーフォルビア・ミルシニテスは、日当たりのいい場所で育てるのが好ましいですただし、過湿には弱いので、風通しの良いところに置いて下さい。
また、ユーフォルビア・ミルシニテスは這うようして成長するので、花壇の間などのグラウンドカバーに用いたり、岩の隙間に植え付けても、茎が日光を求めて横移動し、立派に成長します。
開花時期:4月から5月
花を包む苞は黄色~黄緑色です。
常緑 低木グランドカバー遊び&趣味に使える植物
タイム
ハーブのタイムは無農薬で育てられる性質が丈夫なハーブです。タイムのハーブとしての利用法としては、お肉やお魚の臭み消し、防腐効果、殺菌効果などがあります。
一般的に、立性のタイムは料理に使われるものが多く、ほふく性のタイムはグランドカバーや花壇の縁取りに使われるものが多いです。
立性のタイムは、上へと伸び、ある程度の高さに成長すると横方向に広がっていきます。
地植えにすると草丈が30〜40cm程度の高さになります。
ほふく性のタイムは、最初から横へと広がっていきます。這うように成長するので、草丈は10cm程度にしかなりません。
現在では品種がとても豊富で、数百品種はあると言われています。
コモンタイムは、タイムの中で、最もポピュラーな品種です。
白から淡いピンク色の小さな花をたくさん咲かせます。一般的に料理に使われ、食用にされるのは、コモンタイムです。
開花時期:4~6月
レモンタイムは、葉に触れるととても爽やかなレモンの香りがするタイムで、ポプリやハーブティーに使われます。
白〜薄いピンクの小さな花を咲かせます。
レモンタイムの中でも、葉が黄色く縁取られているものは、ゴールデンレモンタイムと呼ばれ、レモンの香りだけでなく、カラーリーフとしても楽しめます。
シルバータイムは、葉の白い縁取りが特徴的で、花付きはあまりよくありませんが、淡いピンク色の小さな花を咲かせます。
秋から冬には全体にピンクと紫色をかけたように紅葉し、カラーリーフとしても人気があるタイムです。
クリーピングタイムは、ほふく性のタイムの中で、生育が旺盛でグランドカバーとしてポピュラーな品種です。
春に花が咲きます。花の色は、ピンク、薄紫、白があります。
クリーピングタイムは常緑なので、冬でもお庭が寂しくなりません。踏圧にも耐えられるので、通り歩きするところに植えることもできます。
常緑 低木日陰にオススメグランドカバー
コニファー ブルーチップ
【常緑低木】
コニファーはヒノキ科やマツ科など数種類をまたぐ常緑性の針葉樹の総称です。
「ブルーチップ」は、春から秋にかけて美しいシルバー色の美しい葉が楽しめます。寒い冬は紫色がかかり、シックな葉色になるのも素敵。成長は遅めですが、分枝が旺盛で、緻密なグランドカバーを作ります。 枝は細く枝葉も粗いのが特徴です。
這うように広がります。
成長は遅いが、株の中心がやや盛りあがり分岐が旺盛で枝葉が密集するためグランドカバーにもなります。