落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
コハウチワカエデ
【落葉高木】
コハウチワカエデの葉は切れ込みが浅く、小さな手のひらの様な可愛らしい雰囲気があります。
イロハモミジなどは鋭利な葉が凛とした上品さを感じさせますが、コハウチワカエデの葉は丸みを帯びた優しいフォルムをしています。
コハウチワカエデは放任しても5m前後の樹高に留まるおとなしいカエデであり、生育環境さえ良ければとても住宅向きの落葉樹と言えます。
コハウチワカエデはその非常に繊細で上品な樹形から、ナチュラルガーデンのデザインにも相性が良いです。
落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
エゴノキ
【落葉高木】
日本古来の雑木として、株立ち樹形が特に人気の有る樹種です。自然樹形でも、雑木の中では比較的整った樹形になり、晩春には小さな白い花をたくさん付けます。
和風雑木の庭だけに留まらず、洋風のお庭にもマッチして自然な空気をもたらしてくれます。枝ぶりに人気がありますが、花付きも良く魅力があります。
エゴノキは日向から半日陰を好み、足元は日陰で樹木の上部に日が当たっているような場所でもよく育ちます。
小さな白い花を枝から下げるように咲かせる姿が美しい
開花期:5~6月
エゴノキの実は、夏から秋にかけて実ります。7月頃に直径約1cm程度の卵型のグリーンの実を、枝いっぱいにぶら下げます。熟すに従い茶色く色付いていき、最後には果皮が裂けて中から黒に近い茶色の種子が出てきます。
果皮には、10%ものエゴサポニンが含まれ、果実をかじると「エゴイ、エグ味」を感じることが和名の由来。
ヤマガラなどの野鳥は果皮を上手に割り、中の種子だけを取り出してエサにしています。
落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
アオダモ
【落葉広葉樹】
モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹で別名で、コバノトネリコ、アオタゴともよばれる。
アオダモの「アオ」の由来は、雨上がりに樹皮が緑青色になること、枝を水に浸けてしばらくくすると水が青を帯びた色になることからきています。
材の特性を活かしてバットやテニスラケットなどの材料になることでも知られています。
すらっと伸びる株立ち高木の樹形の自然な雰囲気を活かして、シンボルツリーとして人気があります。
花は白く綿菓子のようにふわふわとして美しい
開花:5~6月
落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
イロハモミジ
【落葉広葉樹】
イロハモミジは、ムクロジ科の落葉高木です。春には若葉と小さな花、夏は青葉、秋には紅葉と、四季を通じて美しい姿を見せてくれる庭木です。
和風のお庭にはもちろん、モダンや洋風のお庭にもうまく調和します。
3月ごろから垂れ下がるように小さな赤い花を咲かせます