落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
ジャカランタ
【落葉高木】
アルゼンチン原産の落葉高木で高さは15mにもなる。葉が出る前に花が咲き乱れ、散った花が紫色の絨毯を作る様子などが、まるで「青い桜」のようだと親しまれている花木です。レースのような細い葉が美しいです。シダのような南国の雰囲気が楽しめます。
ブルーブロッサムビューイング は、日本で育成された低木性の品種です。通常種(地植えで樹高15m)の3~4分の1程度で樹高が止まるため、1~3mの高さで花を鑑賞することができます。 通常種に比べ花色はやや濃く、小さいうちから花が咲きやすく、花付きも良好です。
落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
スモークツリー
【落葉高木】
スモークツリーは、名前からも分かるように花を咲かせた後にフワフワとした煙のような不稔花(ふねんか)を見せるのが特徴の植物です。
ただ、スモークツリーはイチョウなどと同じように雌雄異株で、花後に煙のようになるのは雌花のついている雌株だけです。
スモークツリーの花期は6月~7月
花期になると、枝先に円錐状の花序を出し、花径3~5㎜程度の小さな花を多数咲かせます。
落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
サルスベリ
【落葉広葉樹】
サルスベリは夏から秋まで長く開花する落葉樹です。地域によっては秋に美しい紅葉を見ることもできます。サルスベリは栽培しやすい樹木なので一般家庭に植えられる他、日本の公園や街路樹でも多くみられます。
サルスベリは新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつくり、夏から秋にかけて次々と開花します。枝の生育にばらつきがあるので、「百日紅」の別名どおり、開花期が長期間となります。
花色は濃ピンクや淡ピンク、赤、白、紫、複色など沢山の色があります。最近のサルスベリの新品種は、葉の色が銅葉のものなども登場しています。
サルスベリの特徴は木の肌にもあります。サルスベリの樹皮はザラザラしているのですが、一度樹皮が剥がれ落ちると白い木肌が見え、その部分はとてもつるつるしています。この木肌はサルが木に登ろうとしても滑って落ちてしまいそうなことから「サルスベリ」と名付けられました。
落葉 高木シンボルツリーにオススメ花の咲くもの
コブシ
【落葉広葉樹】
早春に真っ白なきれいな花を咲かせ、冬が明ける合図となる花です。桜のソメイヨシノと同様に葉よりも先に花が咲きますが、開花時に1枚だけ花の下に葉を付けます。コブシの花びらの枚数は6枚であるのに対して、ハクモクレンは9枚です。花はとても良い香りがします。少し先に開花するハクモクレンよりも花びらが薄くほっそりとした印象の花です。
春に真っ白できれいな花を咲かせ、冬が明ける合図となる花
淡いピンクや白い花を咲かせるシデコブシ(ヒメコブシ)
コブシより樹高が小ぶりなので、庭園や公園樹の他、個人宅の庭木としてよく利用されています。両者の違いは、コブシの花弁数は6枚であるのに対して、シデコブシ(ヒメコブシ)は花弁の枚数が多く、園芸種は八重咲き種もあります。