緑のメイクアップで限られ空間に庭の趣きを
四国中央市
敷地は道路に面しているため、窓を開放的に使うことが難しい状況だったため、デザイン門柱と耐候性樹脂製板塀“アルファウッド”、樹木を使ってバランスよく「見せる目隠し」をエントランス周りに。
限られたスペースに目隠し機能を収めつつ、緑のボリュームを出すため、樹木の樹形は株立ち樹形のものを選びました。
左からナツハゼ、シマトネリコ、ヤマボウシです。
デザイン門柱は穴開け加工を施したシンプルなデザインです。
ガラス玉のついたアルミ鋳物の表札と、木彫のFRPポストが映えるよう、白系の塗り壁調に仕上げました。
門柱の足元にはローズマリーやニュウサイラン、ワイルドストロベリーが植えられアクセントに白割栗石も配置しています。
アプローチは天然石樹脂舗装“リンクストーン”です。
天然石を樹脂で固めており、滑り止め材も混入して施工することで安全性も高めています。
手前の30センチ角のコンクリート平板も2色使いでポストへの導線を意識しています。
板塀の内側の様子です。
テーブルやイスがおけるようにスペースを残しました。
板塀の足元には下草類を植え、割栗石をところどころ配置することで舗装面との仕切りも自然に仕上げています。
建物の裏側も隣家の進入路に面しています。
そのため、エントランス周りのデザイン門柱のデザインと合わせた塗り壁調のデザイン塀を主要な窓の前に設けました。
掃き出し窓の前のステップです。
“見えないところも可愛らしく”という施主様のご要望にお応えして設置しました。
レンガで立ち上げた中に、自然石の乱貼りを施しています。
舗装面も塗り壁調の雰囲気を合わせました。
左側が天然石+カラーセラミックの優しい風合いの自然は舗装材 エクランEXです。
右側はコンクリート舗装の金コテ仕上げです。
細部までこだわった空間になっています